最近スーパーマーケットやコンビニで「セルフレジ」よく見かけるようになり、抵抗なく操作できる人も増えてきています。
今後、小売業はストアDXやデジタルトランスフォーメーションが加速するとことが予測でき、そのキーポイントになるのがセルフレジです。
レジは商品管理や決済など全てのテクノロジーと情報が揃っていますので、小売業にとってとても重要です。
この記事ではセルフレジとは何かを紹介します。
セルフレジとは
セルフレジは、自分で会計ができる無人レジで、自分で会計を済ませる仕組みから、現代を象徴するDIY(Do it yourserf)の一つとも言えます。
また、無人化または省人化を目的としており、人材採用が困難な現在の状況に置いて、非常に役に立っています。
セルフレジには2つの種類があり、一つ目がバーコードの読み取りから会計までを自分で行うセルフレジタイプです。
二つ目がバーコードの読み取りのみ店員が行い、会計は自分で済ませるセミセルフレジタイプです。
バーコードを読み取るのが自分か店員かというのが大きな違いがあり、完全無人か有人が行うかの違いがあります。
また、ユニクロのようにRFIDでスタッフの手を借りず、瞬間的に会計できる仕組みやカメラにAIが搭載されており画像認識で買い物の金額が自動で計算できる技術なども開発されています。
このセルフレジは2010年ごろに寺岡精工のセルフレジ業界参入をきっかけに急速にシェアを拡大し、現在では大手メーカーの寺岡精工、東芝テック、富士通フロンテックが業界を先導しているという歴史的な流れがあります。
レジ業界は従来のPOSシステムからセルフレジやセミセルフレジの導入またはタブレットを活用したモバイルPOSのどちらかを導入するトレンドとなっています。
スーパーマーケットやコンビニなどの品番数や資金力のある店舗はセルフレジを導入していますが、個人経営や小規模店舗ではモバイルPOSの導入が進んでいます。
セルフレジの特徴について
セルフレジは商品の購入に店員が必要なく、自身で商品のバーコードをスキャンして会計して袋に詰めます。
セミセルフレジはバーコードの読み取りは店員がし、袋詰めと会計は自身で行います。
また、どちらのセルフレジも従来のレジとの場所の兼ね合いなどもあって、比較的広い店舗や、台数をかなり制限して導入を実施している店舗も多いです。
このように、どちらのタイプのセルフレジだとしても、自分で会計処理を済ませることができ、この仕組みをうまく活用できるようになると、会計待ちの行列でストレスを抱えることも少なくなります。
また、セルフレジはバーコードの扱いなどを面倒に感じる方も多く、自分で会計処理をしたいと考える人のみが並びます
したがって、セルフレジに並ぶことによって買い物の無駄な時間を短縮することも可能といえるでしょう。
テクノロジーの視点ではセルフレジもセミセルフレジも機能としてはさほど変わらず、近年増えるQR決済などに対応するレジもあります。
セルフレジは万引きや防犯などをしないという性善説を元に設置をしていますが、実際にはレジ数台に対して従業員を配置するケースが多いです。
また、スーパーマケットでは子供も遊び場になることもしばしばあるため、完全無人でのレジ運用はまだ難しいです。
セルフレジのトレンドについて
セルフレジのトレンドはセミセルフかフルセルフかで、すでに異なった様相を示しつつあります。
例えば、セルフレジは洋品店やコンビニで主流となっています。
商品についているICタグを自動で読み込む「無人型セルフレジ」や、最近はやりのキャッシュレス決済を導入した「キャッシュレス型セルフレジ」が代表的で。セミセルフレジはスーパーで主流になっています。
このようにセミセルフかフルセルフかによって、それぞれの長所と短所が変わってくるので、導入されている業態もまた異なります。
AmazonGoや無人店舗のトレンドがきていますので、今後もその流れは継続していくと思います。
レジを導入や変更する際に比較や相談できる「レジチョイス」「POS一括システム.com」に問い合わせてみるのも選択肢の一つです。
iPhoneが本格的に日本で広まって10年も経たたず、iPhoneを持つ人が主流になる時代。
もしかしたらコンビニの会計は、セルフレジが主流になる時代が来るかもしれません。