タイムリープ株式会社が運営する遠隔接客サービス「RURA」は2019年から運営と開発を開始しており、システムが機能が充実したため、正式にサービスの提供開始なりました。
「RURA」は、複数の店舗をまたいで接客することができる遠隔接客サービスで、同時に複数店舗を管理することで人件費を抑え、1店舗当たり時給350円で採用できるサービスです。
事業者やお店のRURAの活用方法は主に2つあります。
1つ目は事業者にRURAのシステムを提供し、スタッフがチェーン店内複数店舗をまたいで接客を行う方法です。
採用や接客対応のトレーニングは事業者側で行い、RURAはシステムのみを提供します。
2つ目は運営会社のタイムリープに所属する遠隔接客ワーカー「RURAワーカー」が代理で店舗の接客を行う方法です。
RURAワーカーは日本国内だけでなく国外にもおり、自宅から働きたいという家庭事情を持った方が、過去の接客経験を活かして活躍しています。
RURAワーカーの接客の質ですが、店舗接客に必要な研修を積み、現場の接客に臨み、継続的に教育を進めていきます。
録音された接客内容を上長が聞いてフィードバックすることで、接客の質を常に改善していきます。
RURAが接客代行、運営代行の立場で事業者をサポートします。
インターフェースは、店舗の雰囲気やお客様の属性に合わせて、ロボット・バーチャルキャラクター・顔出しから選ぶことができます。
バーチャルキャラクターは、RURAオリジナルキャラクターのトリープンだけでなく、店舗のオリジナルキャラクターを選択することもできます。
バーチャルキャラクターは子供受けがいいため、一種のエンターテイメントとしての利用方法もあります。
RURAは今まで店舗ごとにスタッフを採用して、接客や案内を行なっていたものを、お客様側はモニターなどにはなるものの、接客業務をバックオフィスで集積することで店舗の接客を省き、店舗人材の人数や業務量の削減に繋げるのが、RURAのサービスの特徴です。
RURAの適している業界や店舗はショッピングモールのインフォメーションセンターや、携帯ショップの1次対応、ホテルのフロント、シェアオフィスの受付、駅構内の案内、家電量販店などです。
また、バーチャルキャラクター越しの接客は、子供連れのご家族に評判が良く、テーマパークや子供向け施設、大型商業施設にも適しています。
RURAの機能としては下記のようなものがあります。
- 複数店舗をまたいだ接客機能
- ロボット/バーチャルキャラクター越しの接客機能
- リアルタイムボイスチェンジ
- 顔出し接客機能
- 画像切り替え/動画再生/スピーチ再生機能
- 接客分析機能
- 店舗メモ機能
- 遠隔決済機能
今後も増えていくことが予想されます。