飲食店でチラシ、のぼり、店内掲示、メニュー更新など、印刷物に関わる費用もその一翼となっています(印刷物の作成、印刷及びチラシ配布作業)
これまでは、印刷会社にチラシデータ案の作成、印刷校正、印刷作業までを依頼し、チラシ配布はアルバイトやポスティング業者へ依頼するという業務プロセスとなっていました。
必ずしも安いとは言えない経費が発生していると思います。
そんな中、“ラクスル”というサービスをテレビコマーシャルで見かけることが増えました。女優で創作あーちすと“のんさん”を起用したコマーシャルが2019年11月から配信されています。
このコマーシャルでは、ビジネスにおける印刷の悩みごとや、ネット印刷のラクスルが、安い・早い・ラクな理由を紐解いています。
飲食店の店舗運営に欠かせないチラシ・各種印刷に発生する経費をラクスルがどのように削減できる可能性をもっているのか、みてきます。
ラクスルの飲食店向けサービス
特に、印刷物、店舗で利用するチラシを1枚1.1円~と、安く提供できることが、ラクスルの最大の特徴です。これはどうして実現できるのか、と不思議になりますね。
ラクスルは、他の印刷通販各社と異なり自社で印刷をしていません。自社サイトで受注した印刷物を日本中の協力印刷会社に委託して印刷するのです。有閑な印刷会社に低価格で印刷を依頼するので、安い印刷料金を実現しています。
どの印刷会社も、業務の繁閑タイミングがありますので、印刷機械の非稼働時間を活用してもらうことで安く仕上げる。つまり、シェアリングエコノミーの手法により、印刷機の稼働率が4割程度であることに着目し、これを利用することで自社の印刷工場を持つ必要がなく、コストを削減できているとのことです。

飲食店でのラクスルのサービス利用メリット
飲食店でのチラシを作ってポスティング・配布するまでの流れに沿って、ラクスルの利用によるメリットを確認します。
- オンラインデザイン
飲食店には、デザインの専門化がいませんので、チラシのデザインについては印刷会社に案をいくつか作成してもらい、そこから選択推敲をお願いするという段取りが多いですが、一からの原稿作成となりますので一定の費用が発生してしまいます。
ラクスルでは、チラシの豊富なテンプレートを利用し、飲食店のスタッフが自分でチラシを作成、ラクスルへの印刷入稿まで、無料で行うことができます。4,000点以上の無料のテンプレート・PIXTAの写真・イラスト素材まで用意されています。 - チラシ印刷
ラクスルでは、平日の午前中までに注文したチラシはその日のうちに印刷して出荷されます。また、注文可能部数はチラシ・フライヤーは10部からと、少部数印刷も可能とのことです。
例えば、自粛解除後のキャンペーンチラシや営業時間変更など、お客様に迅速にかつタイミングよく、訴求したい場合にも、その当日印刷サービスは効果的です。 - ポスティング集客
店内にチラシを設置するだけではなく、周辺住宅へのポスティング、新聞への折り込みなどによって、集客を実施する場合、業者に委託する、部分的にアルバイトスタッフを動員するなどの対応となりますが、それらは必ずしも効率的な対応とは言えません。
ラクスルでは、地図からエリア、配布部数を指定して新聞にチラシを挟み配達する「新聞折込」、家や事務所のポストにチラシを届ける「ポスティング」、ピンポイントでチラシを郵送する「ダイレクトメール」と、目的や予算、ターゲットに応じた集客支援サービスを展開しています。
ワンストップでのラクスルへの依頼による複数業者への依頼をする手間、デザインテンプレートの無料提供・圧倒的なチラシ印刷の安さにより、コスト面でもメリットが期待できそうです。
さて今回は、印刷・集客支援の「
ラスクルは、シェアリングエコノミーの手法に基づき全国の印刷会社と提携、彼らの閑散期に安く印刷をしてもらうことにより低価格を実現。
また、飲食店スタッフがチラシのデザインをすることもなく、豊富なテンプレートを無料で提供し、印刷されたチラシの折り込み・ポスティングまでワンストップでサービス提供できるサービスラインナップとなっています。チラシ・集客を行う際には、ラクスルのサービスが有効になりそうです。
