レジやPOS業界の大手企業は「東芝テック」「NEC」「富士通」の3強ですが、ECの発展や労働人口減少やテクノロジーの発展により、レジやPOS業界も大きな変革が必要な時期になりました。
「東芝テック」はスマートカートやRFIDによる無人レジやスーパーなどのセルフレジに注力しており、「NEC」はタブレット型のモバイルPOSの市場に参入しました。
モバイルPOSはセルフレジなどと比較すると中小規模や個人経営に導入されることが多いですが、店舗数は多くマーケットが大きいため、利用者もたくさんいます。
そして、さまざまな家電製品で作り上げてきたNECのブランド力も信頼できることから、モバイルPOSの領域でも高い技術力と信頼を勝ち取っているのがNECのモバイルPOSです。
この記事ではNECのモバイルPOSについて解説します。
NECモバイルPOSとは
NECモバイルPOSとは今までPOSの経験や技術のノウハウを最大限に活用してiPad対応アプリで開発することにより低価格を実現したクラウド型のPOSサービスで、飲食業、小売業、サービス業を対象にしています。
iPadがPOSレジとなり、周辺機器のキャッシュドロアやプリンターやバーコードスキャナーと連携し、販売管理・売上集計などのPOSの基本操作が行えます。
クラウド型のため個別のサーバ等は不要で、リアルタイムにPCやスマートデバイスから必要情報を確認することが可能です。
また、APIで他のサービスとの連携もしており、クレジット・電子マネー決済などの各種外部サービスなどもスムーズに利用できます。
NECモバイルPOSの特徴とは
モバイルPOSを提供するサービスはたくさんありますが、特に下記の課題や問題を解決したい方にはNECモバイルPOSがオススメです。
- 操作が簡単なPOSレジを導入し、人的な操作ミスの削減や従業員の早期習得をしたい。
- 飲食店でフロアのスタッフが注文を受けたい。
- レジカウンターが狭い場合やスッキリさせるために、より小型のPOSレジに変更したい。
- 他のシステムやサービスと連携できるPOSレジに乗り換えたい。
- 複数店舗の売上管理や販売分析を一括で実施した。
- あらゆる決済手段に対応したい。
NECモバイルPOSが選ばれる理由はまずNECブランドの強さです。20年以上もレジPOS業界をリードしていたため、開発・製造のノウハウがあり、利用者からの信頼が厚いです。
そして、24時間365日のサポート体制を構築しており、日本中の利用者に対していつでもサポートできるようになっているのは、大手企業だからこそできることです。
NECモバイルPOSは小売業、サービス業にも対応していますが、もっとも得意とする業界は飲食店やレストランです。
飲食店特有のホール業務に対応したiPhoneやiPad Touchを利用したハンディでのオーダーエントリーシステムやキッチンプリンタ機能、予約管理システムとの連携などがあります。
NECモバイルPOSは2019年の消費税増税や軽減税率にも対応しており、自動で適切な税金を計算します。
税制対応だけでなく、2023年10月の適格請求書等保存方式(適格簡易請求書)への対応もNECモバイルPOSなら対応可能です。
NECモバイルPOSの機能
- 従来POSよりも初期導入費が安価
- 24時間365日対応のコールセンター
- 操作性に優れている
- スマホやタブレットの活用
- レジ周りの省スペース化を実現
- クラウド上でリアルタイムのデータ更新
- 売上分析、日報・月報は自動作成
- オフラインでも利用可能
- クレジット決済や電子マネー決済にも対応
- 予約管理&顧客管理システムとの連携
- キッチンプリンタの設定が可能
- 柔軟な商品オプション設定が可能
- 複数フロア店舗でも利用可能
- フロアレイアウト図を作成してテーブル管理が可能
- 紙のジャーナルレシートは保管不要
- レシートに販促メッセージ、店舗ロゴが印字可能
NECモバイルPOSの導入までの流れ
店舗形態、広さ、ご希望サービスなど簡単なヒアリング後、見積もりの提案を頂きます。
契約する前には製品デモを確認することもできるため、店長だけでなく、実際に利用するスタッフにも確認していただくと導入後のミスマッチが無くなります。
契約後、約2週間でNECモバイルPOSの導入が完了します。
どのサービスを利用しようか悩んでいる方はNECモバイルPOSを選べばハズレはないと思います。