友人から物を借りて使用してみたら気に入って、その商品が欲しくなったり、名前を聞いたりしたことがあると思います。
一方で、購入する前にしっかりと確認したつもりだったが、実際には使い勝手などが悪く、がっかりすることもあります。
このような経験を上手く事業に変えたのがレンタル&売買アプリのプラットフォームの「カウリル」です。
この記事では「カウリル」のサービス概要や特徴を説明します。
「カウリル」のサービス概要
「カウリル」は試しに借りて、そのまま買えるレンタルモールです。
近年、消費者が「モノ」から「コト」にお金を使うようになり、「所有から利用」の時代へと変化し、新たな購入体験を消費者と出店者に提供します。
カウリルで出店すると、レンタルサービスを開始でき、レンタルしたユーザーにそのまま差額で販売することが可能です。
新製品のトライアルやキャンペーンなどで無料レンタル等を行うことも可能です。
消費者は実際に利用してから購入の可否の意思決定ができるので、理想の買い物体験が実現できます。
「カウリル」出店者のメリット
「カウリル」で出店するメリットは新規顧客が獲得できることです。今までリーチできなかった層に「カリウル」のプラットフォームを利用することでアピールすることができます。
その商品に興味を持っていたり、購入を検討している消費者に「お試し利用」を促すことができ、商品に満足していただいた場合に購入に繋げることができます。品質や機能の良い商品を製造すれば購入に繋がる可能性が高くなります。
また、在庫や物流などの既存のアセットを活用することで、ローリスクで売上・利益の向上が見込めます。
実際に利用者の声でも購入に繋がった事例を多く見ることができます。
特に下記のような出店者にはメリットがあります。
- シェアリングエコノミーやサブスクリプションなど多様化する販売形態に対応したいメーカーや小売店
- レンタルやサブスクサービスに興味がある企業
- トライアルやプロモーションで活用したい企業や店舗
- リサイクルやリユースなどの買取・販売を行っている企業や店舗
「カウリル」開発の背景
消費者はECでは高額商品を購入するのに躊躇します。高い商品の場合、外れ商品や期待以下にしたくないため、自分の目で確認してから最終判断を下そうと考えます。
また、物欲や所有欲の低下から、必要な時だけ必要な量があれば十分になり、必要以上の物を所有したり贅沢などしなくなっています。
このような時代背景や購入体験の変化から、所有する前にレンタルをし、もし気に入れば購入する買い物体験にニーズがあります。
一方、出品者は一点でも多くのお客様に商品を利用して欲しく、新しい流通やマーケティングのチャンスを模索していますが、「シェアリング」や「サブスクリプション」など消費者の行動の変化を捉えるのに必死です。
また、リサイクルやリユースの市場も大きくなっており、「二次流通」や「セカンダリーマーケット」のチャンスを伺っています。
このような消費者と出品者のそれぞれに時代の変化があり、それの隙間を埋めるべくして「カウリル」は開発されました。
2020年5月現在はWEB版のみでのサービス提供ですが、「サブスクリプション機能」「本人確認設定」「リアル店舗用レンタル機能」「独自ドメイン利用」「API提供」以下の機能を順次追加した後、ios版、android版の提供を進めています。