無人店舗

スマートショップの『オフィスマ 』の特徴や今後の展望

最新技術やスタートアップは東京から生まれると感じる人も多いですが、東京以外でも日々新しい企業が誕生しています。
今回は茨城県を拠点とするオフィスや商業施設内に特化したスマートショップ『オフィスマ 』について紹介します。

オフィスマは顧客が自ら商品のスキャンと清算をアプリで行うことができるキオスクで、レジなどの主業務とした従業員がいない完全無人の店舗です。(清掃や商品を店だしの作業のために従業員がいることはあります。)
近年では無人モデルや、ウォークスルー決済などと呼ばれるような新しいタイプの小売業です。

「オフィスマ」の利用方法

「オフィスマ」の名称は「オフィススマートショップ」からきており、お買い物方法はU.S.M.H公式モバイルアプリをダウンロードし、支払いのためにクレジットカードを登録が事前登録として必要です。

登録後、スマートフォンを持参してお店へ行き、

  1. 店頭の二次元バーコードをスキャンしてお店へチェックインします。
  2. 買いたい商品のバーコードをスマートフォンでスキャンします。
  3. お買い物が済んだら、「お会計」→「購入する」を選択します。
  4. 決済して、お買い物が完了します。

 

オフィススマートショップ

画像は公式ホームページより引用

お買い物をすると100円につき1ポイントがたまり、次回のお買い物に利用することができます。

「オフィスマ」の事業モデル

株式会社カスミが茨城県を拠点にしていることもあり、茨城県と包括連携協定を締結しています。
スマートショップ『オフィスマ』を水戸市とつくば市を中心に、企業オフィスエリアや公共・商業施設や旅館・ホテルで設置予定です。
株式会社カスミは出店候補地を募集していますが、機材設置や商品発注や在庫管理などは株式会社カスミが実施します。
そのため、「社内販売エリアは欲しいが運営は行いたくない」「オフィスの食事環境を充実させたい」など考える企業などには最適です。

お店の広さに合わせて、商品棚のタイプが選べたり、商品数も調整することができ、出店にあたり柔軟性を持って対応できます。

オフィスマSオフィスマMオフィスマL
スペース面積5㎡10㎡20㎡〜
見込み利用者数30人/日45人/日80人/日~
取扱い商品数
(品目/陳列数)
50~70品目
約300点
80~110品目
約800点
300品目〜
約2,500点〜
導入設備
(オプション)
商品棚×2商品棚×4
(+冷蔵庫×1)
商品棚×10
(+冷蔵庫×2)
配架方法・頻度配送または郵送
1~2回/週
配送または郵送
2~3回/週
ルート配送
2~3回/週
導入・運営費用導入・運営費:0円
電気代・施設利用料:法人様ご負担

展開地域は茨城県と限られていますが、今後積極的な出店計画もあります。
茨城発の無人店舗企業としても注目です。

日本と世界の無人コンビニの現状と将来に注目無人店舗やセルフレジに注目の集まる小売業で、すでに導入しているローソンやユニクロやAmazon Goの事例をまとめています。...