広告や案内図が電子化してきており、駅やエレベーターや小売店の中でにデジタルサイネージ(電子看板)で溢れています。
デジタルサイネージは最新テクノロジーで、視認性もいいためクールな印象を与えますが、導入するにあたってメリットとデメリットが存在します。
この記事ではデジタルサイネージのメリットデメリットを紹介します。
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デジタルサイネージを小売店で導入するメリット
- 新しい顧客を呼び込むことができる
小売店にとって大切なのは顧客で、既存顧客も大切ですが新たな顧客を取り込む事により、売上倍増するチャンスにも恵まれる可能性があります。
そのためデジタルサイネージを導入することにより新規顧客を呼び込むチャンスが生まれるのです。
導入してからの顧客数の伸びや売上などの数字ではっきりと効果を実感出来る可能性があり、今まで来店することがなかった客層が増えることにより新たな販売アイディアが思い浮かぶ可能性も孕んでいます。
デジタルサーネージが販売ルート拡大の起爆剤となる可能性もあるのです。 - 購買意欲を擽ることができる
デジタルサイネージはデジタルを使用した技術なので過去の広告のように紙にプリントする必要はなく、視覚的に訴えかけることが出来るようになります。
インパクトが強いほど商品に対してどの様な物なのか?と興味そそられるものです。そのため、来店したときは購入する気はなかったのに購買意欲を擽ることが出来るという効果が期待できます。
これを実現させるためには、どうすれば視覚的にインパクトを与えられるかなどの効果を考えて広告表示させることを念頭に置く必要があります。 - 店舗滞在時間を長引かせることが出来る
デジタルサイネージを使用することによりで店舗への滞在時間を長引かせる効果があります。
店舗内への滞在時間が長いほど購入率が上がると言われており、そのため如何に滞在時間を長引かせるかが大切になり、無理矢理何かを購入させるわけではなく、デジタルサイネージ広告を見ることによって買いたかった物を思い出し、購入に繋げるという一躍を果たしていると言う事になります。
そのためには如何に消費者に届くデジタル広告を提供し訴求することが出来るかが鍵となり、それが出来ると消費者も気づかないうちに商品を購入しています。 - 広告差し替えの手間が軽減される
以前は特売やセールスイベントが切り替わる度に店内の広告を撤去し、張替えるという作業が必要でしたが、デジタルサイネージを使用することによってボタンひとつで表示を切り替えれば良いので今までの手間は軽減されます。
店内のPOPを張替えるなどの作業が軽減されると、その分他の仕事をする事が出来るので業務効率が上がり、売上アップに繋がる可能性が上がります。
デジタルサーネージを小売店で導入するデメリット
- 故障の可能性がある
デジタルサーネージはあくまでも機械ですので、故障する可能性もあります。
昨日まで作動していたのに急に動かなくなるというケースもあり、その際は故障が治るまでデジタル広告を使用することは出来ません。
売上倍増と顧客数伸びに期待を掛けたデジタルサイネージも、故障しないために細かいメンテナンスが必要です。広告をアナログからデジタルへと切り替え売上倍増を目論みすぎると故障が起きて大切な店内イベントで使用できないという事もあり得ます。 - ランニングコストがかかる
ランニングコストとは、定期的にかかる費用のことを指します。デジタル広告を導入したことにより、保守料金や電気代などがかかります。店舗の売上げが好調の時は少し高いなと感じる程度ですが、売上が落ちてくると経営を圧迫されるケースもあります。 - 設置場所の確保が必要
店舗内のどこにでも、デジタルサイネージ機器を置いても良いというわけではなく、消費者にとって見やすい場所に置くことが絶対条件です。何故なら小売店の場合、広告訴求素材として使用される物なので観て貰えなければ意味がありません。
そのため店舗内のどの位置に置いて、どの様な角度で見せて消費者の購買意欲を擽るように見せられるのか?また、購入まで導くことが出来るのかなど検討する必要性があります。 - IT系に強い人材が必要になる
デジタルサイネージを導入するにあたり、IT系に強い人材が必要になります。そう言った人材がいないのならば、デジタルサーネージ機器をコントロールして運用していくことが出来ません。
デジタルサイネージを導入する際には社員の中に、IT系に強い人材が居るかどうかを鑑みる必要があります。もし居なければ、新たに雇い入れるというケースもありますので、導入する際は人材が居るかどうかと言うところまで考えなければなりません。
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今回はデジタルサーネージを導入するためのメリットとデメリットを紹介してきましたが、メリットは手間の削減と売上倍増がありますが、デメリットは店舗の広さやランニングコスト、人材確保など準備が必要です。