お祝い事や誕生日や記念日などプレゼントを送る機会が多いですが、その都度「相手は何をもらうと喜ぶんだろう」と考えるのはなかなか大変です。
選んだものが相手にとって希望するものでない時には、贈った側も貰った側もいい気分にはなりません。
また、近年はミニマニストや家に物を増やしたくない人も一定数いますので、プレゼントをあげることがベストではなくなってきています。
加えて、誕生日にアマゾンのリストを共有して、事前にほしい物リストを相手に知らせることもあります。
このような時代背景があり、ギフトのデジタル化が話題になっています。
この記事では近年話題のデジタルギフトについて紹介します。
デジタルギフトとは
デジタルギフトとはURLやQRコードを送るだけで、クーポンや商品カタログなどを送付します。
そして、それを受け取った方が商品を注文したり、クーポンを利用します。
商品には産地の名産品や有名ブランドがあり、交換できるものは商品だけでなく、マイルなどと交換できるものもあります。
デジタルギフトの贈り手のメリットは商品を買いに行く手間を省くことができ、オンラインで完結することができます。
ラインナップはプラットフォームによって異なりますが、100円から10万円の幅広いラインナップの中から商品を選ぶことができます。
また、100円から商品を選ぶことができますので、記念日などではなく、簡単なお礼などにも活用することができます。
受け手のメリットは簡単い受信でき、アプリのダウンロードやアカウント登録は一切不要です。そして、自分の好みにあった商品を選ぶことができます。
また、商品を郵送できますので、プレゼントを持って帰る手間なども省くことが可能です。
法人がプラットフォームに登録する利用するメリットもあります。
デジタルギフトは個人情報の取得などが必要ないため、気軽にキャンペーンに参加することができます。
プレゼント需要で新規顧客を獲得することや、実店舗がない地域の顧客にも商品を届けることが可能ですので、集客でも効果的です。
加えて、デジタルギフトを利用することでギフトの在庫管理や配送作業・費用を削減できます。
一方で、URLのみでプレゼントが完結してしまうため、すこし質素に感じることもあります。
また、サプライズや演出をしたい時には向いていないのが本音です。
デジタルギフトのサービス会社
デジタルギフトのプラットフォームは大小合わせると約10社ほどありますが、この記事では代表的な3社を紹介します。
Giftee
デジタルギフトの最大手がGifteeです。
取り扱い商品は下記のように幅広く500種類の中から選ぶことができます。
- コンビニ系:ローソン、ファミリーマート
- カフェ系:スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー
- 飲食品:ゴディバ、ハーゲンダッツ
- ギフトカード:アマゾン、アップル
日本の一番利用されていることもあり、提携企業も多く、大手企業の中から商品を選ぶことができます。
dgift
dgiftの特徴は約6,000種類の商品ラインナップの中から商品を選ぶことができます。
全国のコンビニ商品から高級食材、家電などターゲット層に合ったデジタルギフトを選択できます。
ご活用例としては、
- 会員登録の特典としてプレゼント
- 来場、来店の特典としてプレゼント
- アプリダウンロードの特典としてプレゼント
QuePay
Queカードの会社も「QuePay」というサービスを提供しています。
QuePayはアプリでもブラウザからでも商品を贈ることができ、1タップで簡単にプレゼントができます。
また、ブックマーク機能などもあり、贈り手も受け手も操作が簡単なのが特徴です。
QuePayは現金とあわせて使用することができます。クオ・カード ペイの残高が足りないときには、現金を追加して支払えるので最後まで使い切ることができます。
個人情報不要、クレジットカード不要、銀行口座不要が不要です。
QUOカードPayのカードデザインは、プレゼントする企業やキャンペーンなどの内容によって様々です。
デジタルギフトはサクッとした贈り物から、記念日などのお祝い事へのプレゼントに適しています。
少しそっけない感じはしますが、簡単にプレゼントを贈ることができるのはとても魅力的です。