D2C

成功例から学ぶ日本国内のD2Cブランドの事例(化粧品コスメ)

2015年ごろからアメリカで一般化した企画製造販売までを一括で行うビジネスモデルのD2Cが近年日本でも導入する企業が増加しています。
化粧品コスメや食品やアパレルなど様々な商品がD2Cモデルで販売されており、日本でも成功する事例が目立つようになってきました。
この記事では日本国内のD2Cの化粧品コスメの分野で成功している企業を紹介します。

 

化粧品コスメD2Cの日本国内の事例①:mixx

mixxは女性用のシャンプー&トリートメントを展開しており、ユーザーが好みに合わせて中身を決めることができ、約2万の組み合わせから、自分にあったシャンプをオーダーメイドで作成することができます。
minnの特徴は「カスタマイズ」ではなく、「パーソナライズ」に拘っており、その顧客に合わせた最適な商品や機能のシャンプーを提供しています。
結果として2万以上の組み合わせが可能ですが、それぞれの商品自体に大きな差がないのが実情で、消費者がカスタマイズを求めているのではなく、パーソナライズを求めていることに注目しています。

 

 

化粧品コスメD2Cの日本国内の事例②:ボタニスト

高級シャンプーとして注目と人気を集めているのがボタニスト(BOTANIST)です。
ボタニストは商品づくりに徹底的に拘っており、植物由来の成分に最新のテクノロジーを活用して、機能性の高い商品開発を行なっています。
市販のシャンプーと比較しても倍以上の価格になっていますが、高品質のため多くのユーザーに支持されています。

ボタニストはSNSマーケティングも積極的に行なっており、インスタを中心に多くのフォロワーがいて、認知度を高めています。

botanist toppage

化粧品コスメD2Cの日本国内の事例③:PHOEBE BEAUTY UP

女性用のコスメ「PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)」は美容液やマスクなどアイテムを取り揃えています。ぷるんと肌に密着して美容保湿成分を肌の奥深く届ける天然由来のフェイスマスクはSNSでも話題となっており、ロイヤリティの高いファンとの関係性を構築し、そこから売上に繋げています。

「PHOEBE BEAUTY UP」はもともと美容分野に特化した動画メディア「DINETTE」を運営しており、メディアからユーザーの要望を集めてから商品を発売しています。また、動画作成やマーケティングも得意としているため、デジタルマーケティングを駆使しながらユーザー数を増やしています。

化粧品コスメD2Cの日本国内の事例④:BULK HOMME(バルクオム)

BULK HOMMEはメンズ化粧品のとして、洗顔や化粧水やシャンプーなどを主に販売しているD2C企業です。
企業のミッションはTHE BASICで男性のスキンケアや美容という新しい価値を提供するブランドで、社名の由来はBULKは英語で「容器の中身」、HOMMEはフランス語で「男性」を組合わせた造語です。
2019年点で、BULK HOMMEの全商品の販売数が350万本を超え、公式オンラインストアの利用者は累計5万人を超えています。

20〜30代の男性をメインターゲットにして、SEOやLINEやターゲティング広告やSNSなどデジタルマーケティングを駆使して認知度をあげています。
きめ細かくPDCAを行いながら、顧客獲得と商品開発を続けてリピーターを確保しています。
販売は自社ECやアマゾンなどのECプラットフォームやデパートでの販売を行なっており、自社ECではオンラインでの定期購入型の販売も行なっています。

アンバサダーにサッカーフランス代表のエムバぺ選手を起用したり、TVCMで元SMAPの木村拓哉氏を起用したりと有名人を活用して認知度の向上を行なっています。

日本のD2C企業の成功企業の事例として話題になることが多いですが、東急ハンズやアマゾンなどでも商品を販売しているため完全D2Cかというと疑問が残ります。

 

D2Cマーケティングの事例バルクオムの画像

このようコスメ化粧品のD2Cで成功している企業が多く、どの企業もマーケティングやブランディングを通じて根強いファンを保有しています。

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