近年、飲食業を中心に普及しているモバイルPOSですが、その先駆者ともいえるのが「Airレジ」です。
オダギリジョー氏を起用した大々的な広告に加え、ビックカメラの店頭にカウンターを設けていることから、モバイルPOSを一躍有名にした立役者ともいえるでしょう。
アプリケーション部分は無料という魅力的なAirレジですが、豊富な決済方法と連携アプリケーションの多さも群を抜いています。
本記事では、モバイルPOSの中で特に「Airレジ」の導入を検討している方に向けて「Airレジ」についてわかりやすく解説していきます。
モバイルPOS「Airレジ」とは
タブレットのデバイスや付帯サービスを利用すると有償にはなりますが、会計や売り上げ分析など基本的なレジ機能は無償で利用できることが最大のメリットです。
メニューの追加や商品選択、レジ締め業務、在庫管理など直感的に簡単に操作することができるため、ストレスなく業務にかかる時間を短縮できます。
また、2014年と2019年にグッドデザイン賞も受賞しているので、使いやすいデザインになっています。
Airレジなら店舗にいなくても離れば場所から売上状況の確認などもできますので、飲食店オーナーにとっては便利な機能です。
また、軽減税率に対応しているため、軽減税率制度のもとで煩わしくなった記帳も簡単にできます。
連携サービスも充実しているため、それらを組み合わせることによって顧客満足度の向上や作業の効率化につながります。

モバイルPOSのAirレジと周辺機器
モバイルPOSに必要な周辺機器として
- キャッシュドロア
- レシートプリンタ
- タブレット
のは必須の周辺機器になります。
モバイルPOSの利点を最大限に活かすために周辺機器はワイヤレスのものを選ぶ必要があります。
Airレジの公式サイトで周辺機器を導入することも可能ですが、互換性のあるものを自分で探すことでより費用を抑えることができます。
モバイルPOSのAirレジとの連携サービス
Airシリーズで多くのサービスがあり、またリクルート系のメディアサービスのホットペッパーなどとも連携することができます。
以下で利用可能な連携サービスについてまとめます。
Airペイ
Airペイはカードや電子マネー、QR、ポイントなども使用できる決済サービスです。
近年では、電子マネー決済などが普及してきています。Airペイを使うことで多様化した決済手段に関するニーズにも対応できるでしょう。
【導入費用】
カードリーダー 19800円
【月額費用】
決済手数料(3.24~3.74%)

AirペイQR
AirペイQRは、スマートフォンを利用したQRコード決済を店舗に導入できるサービスです。
カードリーダー等の導入費用は不要で、決済手数料のみ支払うことになるので、導入障壁は低いと言えるでしょう。
【導入費用】
なし
【月額費用】
決済手数料
Airリザーブ
24時間web上から予約受付ができる予約管理サービスです。予約管理に必要不可欠なきのうはすべて無料で使えるのが特徴です。
ただ、複数店舗の一括管理には別途有料プランがあるという仕組みになっています。
【導入費用】
なし
【月額費用】
- 基本機能0円
- 別途有料オプションあり
Airウェイト
Airウェイトを使えば、順番待ちの受付もタブレットで簡単に運用できます。
お客様は自分のスマホでいつでも順番待ちの状況が確認できるので、待ち時間のストレスも軽減でき、待ち時間による顧客離れを防ぐことにつながります。
導入費用はかかりませんが、月額費用がプランによって異なってくるので店舗にあったプランを選択する必要があります。
【導入費用】
なし
【月額費用】
- 無料プラン 0円
- ベーシック 10,000円
- スタンダード 20,000円
Airレジの単体のサービスでは無償ですが、他のサービスを付帯することで収益化を目指しています。

モバイルPOS Airレジのサポート
もともとモバイルPOSのサポートはあまり期待できないというイメージがありましたが、Airレジのサポート体制は非常に充実しています。
メールや電話だけではなく、オンラインチャットを使ったサポートも可能となっています。
また、どのようなお問い合わせかによって細分化されていて、部門ごとの電話番号が示されていることによって、問い合わせ先の部門間の引き継ぎによって時間が取られるというようなことも解消されます。
本記事ではモバイルPOS利用店舗数No.1の「
Airレジは基本料金を無料で使うことができることと連携サービスがほうふであることを最大の特徴としています。
実際の導入までの手順のスピード感や簡潔さに加え、手厚いサポート体制もさまざまな店舗に選ばれる一つの要因となっているのでしょう。
